近畿日本鉄道「ひのとり」の鉄道模型の魅力

ひのとり1

私鉄の鉄道模型もファンには広く人気がありますが、最近注目されているのが近畿日本鉄道の「ひのとり」です。
ひのとりは2020年の3月に登場したばかりの非常に新しい車両で、大阪の難波駅と愛知の近鉄名古屋駅を結ぶ高速の鉄道です。鉄道ファンのみならず、模型ファンからも非常に関心を持たれているのですが、2020年11月には早くもひのとりの鉄道模型が販売される予定です。販売するメーカーはTOMIXで6両編成の車両がセットで販売され、ひのとりの細部まで忠実に再現されています。

ひのとりは80000系の車両ですが、従来の車両と大きく異なっているのは車両のペインティングです。販売される鉄道模型でもメタリックレッドをメインカラーに使用した車体が正確に再現されています。細部にまでこだわってデザインされているのがひのとりの鉄道模型の特徴で、シートと床の部分には別の部品を使用して色を分けています。パンタグラフのスタイルにもこだわっていて、形状の再検討が行われた結果、新しい部品が使われることになりました。パンタグラフの色にもこだわっており、屋根と同じ色で彩色されています。
モーターには新タイプのM-13が使用され、側面のガラスにはスモークガラスを使い、ひのとりの車体をそのまま模型に復元しています。

ひのとり2

外装の細部にもこだわっているのも製品の特徴で、「ひのとり」のロゴや「プレミアムシート」のロゴは製品に印刷されています。車版は選べるようになっていて、転写シートが製品に付属しています。シート部分もカラーシートで忠実に再現されており、ライトにもこだわりがあります。ヘッドライトには白色LEDヘッドが採用され、テールライトには赤色LEDが採用されています。どちらのライトも常点灯基板がつけられています。
標識灯のオレンジ色の光を忠実に再現するために使用されているのはカラープリズムで、製品はブック型のプラケースにパッケージされています。