鉄道模型を楽に楽しめる自動運転の製品「TNOS」とは

楽しいジオラマ

鉄道模型をより楽しむために利用したいのが自動運転システムです。何もしなくても模型がジオラマに敷かれた線路の上を自動走行するので、模型の姿をじっくり眺めて楽しむことができます。

最近では誰でも気軽に自動運転が使えるシステムが販売されていて、TOMIXが販売している自動運転のための製品がTNOS新制御システムです。TNOSとは「TOMIX Traffic model New Operation control System」の略語で、従来のものよりもさらに進化した自動運転が実現できるのが特徴です。

TNOS新制御システムは2つの機械で構成されていて、列車の動きを直接制御するのがコントロールユニットです。もう1つの機器であるNDユニットは、配線を束ねる役割があります。自動運転を行うためには、模型を走らせる線路の上にギャップという別売りの機具を設置する必要があり、ギャップは一定の間隔を開けて線路に複数取り付けます。ギャップとギャップの間に挟まれた部分の線路にはそれぞれセンサーを取り付け、線路を走る模型を感知できるようにします。なお、線路にはその他に給電用のD.C.フィーダNという機具を設置する必要もあり、センサーとD.C.フィーダNはそれぞれ別売りの製品です。これらの機具の配線をNDユニットに接続すれば、自動運転のための準備は完了です。

車両を制御するコントロールユニットは自動運転を行う模型につき1台必要で、別の模型で自動運転をしたい場合には新しいコントロールユニットが必要です。センサーなども自動運転の内容によって必要な数が異なり、用意するNDユニットの数も異なります。
TNOS新制御システム基本セットにはコントロールユニットとNDユニットの他に、ギャップジョイナーもセットになっていて、税抜46,000円となっています。NDユニットは単品でも購入でき、価格は税抜19,800円です。