鉄道模型の夜景ジオラマの楽しみ方とは

黄昏時

電気や配線の知識がない初心者でも、鉄道模型の夜景ジオラマは簡単にできます。例えば、チップ型LEDランプを使って昭和の田舎の夜景を再現し、車両の中のランプを点ければ夜汽車の風情ある雰囲気を演出することが可能です。

青赤黄色などの多くのLEDランプを同時につないだLEDコントローラーでは、クリスマスツリーや夜景のイルミネーションを再現できます。その冬の光景に彩られた夜景ジオラマの中、Nケージを夜間走行させれば幻想的な風情を感じられるので、鉄道ファンはもちろん、鉄道に詳しくない幅広い世代の人からも人気で夢中になる人も多いようです。

そして、工業地帯の夜景も美しいと好評ですが、鉄道模型のジオラマの中に工業地帯を設置すれば、神秘的な雰囲気を楽しむことができます。例えば、トミーテックのジオラマシリーズ「コンビナートセット」では、工場にあるガスホルダーや蒸留塔などを再現できるので、そこに極小のチップLEDなどを組み込めば夜景を演出することができます。
個別に貯蔵タンクや煙突などのパーツも少しずつ取り揃えれば、オリジナルの工場地帯を再現できるので、そこに鉄道を走行させれば自分だけの世界を楽しめます。

鉄道模型専門店であれば、ACアダプターやコネクター等のLED夜景システムを通販で購入することもできるため、道路や公園などにある街路灯を使った夜景を簡単に再現することもできます。他にも、博物館の中には鉄道模型を走行させるイベントもあって、中でも暗くした室内で夜景を演出し、ライトを付けた車両を走行させるシーンは人気のようです。

兵庫県にある「昭和レトロ情景館」では、毎時30分毎に照明を調節して幻想的なジオラマを鑑賞することができます。